【答えは二つ】エアコン冷房28度と扇風機どちらが節電になるの?

困ること

夏の暑い日には、快適な室内環境を維持するためにエアコンや扇風機が欠かせません。

しかし、エアコンの使用は電力消費が大きく、電気代が高くなる可能性があります。

一方、扇風機は風を送ることで身体の冷却感を得られますが、エアコンほどの冷気は提供しません。

 

では、エアコンを28度に設定して使用するのと、扇風機を利用するのと、どちらが節電になるのでしょうか?

 

扇風機かな?エアコンかな?
サ~わかりません。

この質問を単純に考えると答えは扇風機の一択です。

しっかし、日本の夏は扇風機だけで耐えられないと思います。

 

節電の目的で私が考えた答えは

①扇風機だけ使用(6月中旬~7月上旬)

②エアコン28度(室外温度によってかわる)+扇風機の両方使用

このように二つのパターンがあります。

理由は次の内容を見て分かりますよ。

 

暑さに我慢できない場合は、躊躇(ちゅうちょ)せずにエアコンを使用し、適切な温度に設定してください。具体的な温度にこだわる必要はありません。

エアコン・扇風機の消費電力

エアコン/扇風機の消費電力商品によって違います。
ここは目安をお見せしたいので使用する数値は例であり、参考程度にしてください。

まず、エアコンです。

(アマゾンとあるおすすめ商品6畳 2.2kW 省エネ 定格消費電力490w
計算式: 定格消費電力(kw)×1時間×電気代
(490w÷1000)KW × 1 × 30円=14.7
結果:1時間14.7円かかります。

次、扇風機です。

(アマゾンとあるおすすめ商品 消費電力最大35W )
計算式:最大消費電力(kw)×1時間×電気代
(35w÷1000)KW  × 1 × 30円=1.05
結果:1時間1.05円かかります。
エアコン1時間14.7円、扇風機1時間1.05円、
扇風機はエアコンより桁違い安いです。(例えエアコン28度、30度、35度設定したとしても)
しかし、扇風機だけ使えばいいじゃんと思うかもしれないですが、そうはいけません。

扇風機だけで暑さに耐えられない原因

扇風機の節電効果が高く、扇風機だけを利用すると考えるかもしれませんが、日本の真夏にはそれだけでは十分な冷却効果を得ることは難しいです。

以下にその理由を見ていきましょう。

風のみの冷却効果

扇風機は風を送り込むことで身体の表面に風を当て、蒸発による冷却感を得ることができます。

しかし、扇風機は空気を冷却することはできず、室温そのものを下げるわけではありません。

そのため、室内の気温が高い場合には風のみでは暑さを十分に和らげることができません。

高湿度の影響

日本の夏はしばしば高湿度の状態が続きます。

高湿度の環境では、蒸発効果が低下し、体感温度が実際の温度よりも高く感じられます。

そのため、扇風機だけでは湿度の高い日本の真夏に十分な涼しさを提供することは困難です。

室内の熱の蓄積

扇風機は室内の空気を循環させる働きがありますが、長時間の使用により室内の熱が蓄積しやすくなります。

特に直射日光や熱源の近くでは、扇風機だけでは熱を効果的に排出することができません。

その結果、室内の温度が上昇し、快適な環境を維持することが難しくなります。

以上の理由から、扇風機だけでは日本の真夏に耐えることは困難です。

エアコンなどの冷房装置を組み合わせて使用することで、より効果的に室内を冷却し、快適な環境を実現することができます。

使い方によって節電効果も期待できます。

気温によって効率良く組み合わせる

気温に応じた効率的な組み合わせを考えることで、電力を節約することができます。

例えば、6月の半ばまだ気温が高くない時は、扇風機のみを使用することが効果的です。

一方、気温が30度以上の日は、扇風機とエアコンを組み合わせて使用することがおすすめです。ポイントはエアコンを28度以上に設定しましょう。

エアコンの冷たい空気を扇風機で循環させることにより、エアコンの冷却能力を最大限に引き出し、より効率的かつ経済的な冷却効果を得ることができます。

これは快適な室内環境を確保しながら、電力消費やコストを抑える方法として有効です。

最後、
暑さに我慢できない場合は、躊躇(ちゅうちょ)せずにエアコンを使用し、適切な温度に設定してください。具体的な温度にこだわる必要はありません(例えば、28度など)

 

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