昼食後は介護現場が一番忙しい時間帯

ねぇ、今日ちょっとモヤっとすることがあってさ。
昼食後の、あの一番バタバタする時間の話なんだけど。
うちのフロアって、利用者さん40人くらいいるんだけど、
その中で Aさんはたぶん一番ごはん食べるのが早い人。
ほんと、気づいたらもう食べ終わってる、みたいな。
食事が早い利用者Aさんと暗黙の介護ルール
立てるけど「自立で臥床できない」理由
Aさんは車椅子だけど、実は自分で立てる。
ただ、施設の雰囲気的に「基本は職員介助で離床・臥床」っていう暗黙ルールがあって、
はっきり書いてあるわけじゃないけど、みんなそうしてる。
でね、問題は人手。
昼食後の時間帯、職員は たった2人。
この2人で
・食事介助
・下膳
・口腔ケア
・トイレ誘導
・臥床介助
……全部やる。
しかも同じ時間に、
人手不足の中で起きる対応の優先順位問題

転倒リスクが高い利用者Bさん・Cさんの存在
Bさんは認知症があって、落ち着かなくてすぐ立ち上がる。
過去に転倒も多くて、正直目が離せない人。
Cさんも同じく認知症があって、自分で動こうとするタイプ。
この人も転倒リスクが高くて、重点注意。
だから自然と、
「まずBさんとCさんを安全に対応しよう」
って流れになるんだよね。
私は口腔ケア担当で、もう一人の職員がトイレ誘導と臥床。
正直、頭も体もフル回転。
その間、Aさんがずっと言ってた。
「腰が痛い」
「足がしびれる」
「早く横になりたい」
気持ちはすごく分かる。
分かるんだけど、今すぐは正直ムリで。
だから
「少しお待ちくださいね」
って伝えた。
……でも、Aさんは待たなかった。
自分で居室に行こうとしたから、慌てて近くに行って、
勝手に寝ないように止めて、食事席を移動してもらった。
「今、順番に案内してます」
「もう少し待ってくださいね」
そう言った。
そのあと何人か口腔ケアを終わらせて、
ようやくAさんを居室に連れて行って、臥床介助。
待ってもらう判断は正しかったのか
利用者Aさんが泣いた瞬間に感じた迷い

そのときね、
Aさん、枕の方を向いたまま 泣いた。
声は出さなかったけど、
「あ、泣いてる」って分かる感じ。
後で話を聞いたら、
やっぱり腰の痛みと足のしびれがつらくて、
「早く寝たかったのに、すごく待たされた」
って思ったみたい。
その気持ちを聞いたとき、
胸がちょっとギュッてなった。
こっちの立場で考えたら、
・転倒リスクが高い人を優先
・人手が足りない
・順番を守る
全部、間違ってない。
でも、Aさんの立場で考えたら、
痛いのを我慢して待たされて、
「なんで自分は後回しなの?」って思ってもおかしくない。
正直、
どっちが正解なのか分からなくなった。
今日の出来事で、私は2つ思った。
介護職として考えた今日の結論

人手不足は現場判断を苦しくする
ひとつは、
やっぱりこれは 介護職の人手不足の問題だなってこと。
もうひとつは、
Aさんは立てるけど不安定で、
自立で臥床させて転倒したら危険。
でも、毎回全部介助してたら、
「できること」まで奪ってしまってるんじゃないか、ってこと。
安全と自立支援、どちらも正解になり得る
安全を取るのか。
その人の気持ちや尊厳を取るのか。
介護って、
正解が一個じゃない場面が多すぎる。
今日はそんなことを、
帰り道ずっと考えてた。
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